第一応援歌

  原詞+原曲 水泳部部歌

作詞    永倉秀太郎

作曲    浜口 大六

                              

残陽西に茜して

すすぎ川辺に我立てば

思う越し方彼(か)の競泳(きおい)

我初陣の血のたぎり

昔をしのぶ武士(もののぶ)の

心持てしぞ戦いぬ

 

西に秩父の駒並(な)べて

富士の高嶺も際立ちぬ

若き心の戦(おのの)きて

撫(ぶ)す赤銅(しゃくどう)の此の腕(かいな)

男の道を突き進む

武蔵健児よいざ立たん


第二応援歌(昭和四十年)

作詞  大学応援団

作曲 剣道部西征行

 

健固な体躯(たいく)盾にして

戦い抜くぞ我が武蔵

勝利の刹那近々に

その時こそは友情の

美酒(みき)を酌(く)みして歌うべき

武蔵健児の心情を

 

意気と情(なさけ)に結ばれて

戦い抜くぞ我が武蔵

一戦克己(こっき)の戦いに

大いに翔(はばた)け白雉の

凱歌(がいか)の声に乱舞(らんまい)す

武蔵健児の心意気


第三応援歌

作詞 大学応援団

作曲 大学応援団

富士見遥かす武蔵野に

鍛えし五体この命

戦い染むる今此処に

我ら猛虎となる時は

我ら雲よび龍(りょう)ならん

益荒男ぶりも誇らかに

 

今宙天(ちゅうてん)の妖狐は

雄々しく我を怒らせん

今武蔵野を吹く風は

凛々しく我を進ません

武蔵健児の意気猛く

ああ紅の血よ踊れ

 

舞う白雉の玲瓏の

天に仰ぎて我(わが)友と

語りし思い熱かりき

注ぎし涙熱かりき

 

怒涛逆巻く闘いに

雌雄を告ぐる鬨上がる

人逍遥の声高く

我感激の声高く

共に歌わん武蔵魂

武蔵健児よ盛んなれ


応援歌「翔破」

作詞 第五十五代幹部

作曲    仲北和臣

 

白雉のように 羽ばたけ大空へ 風を切り裂き突き進め

闘志を燃やして 進め

 

空を翔けて 大地震わせて 滾(たぎ)る若葉を煌めかせ

勝利を目指して 武蔵